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2017年07月27日 薄れゆく原発事故の記憶


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先週末、福島第一原発3号機の原子炉格納容器内の
ロボットによる調査結果が公表されました。

これまで、1号機、2号機ではうまくいかなかった燃料デブリと推測される物体の
撮影に成功したとのニュースが、その映像と共にTVで流れました。
世の中で、このニュースを気に留めた人はどれくらいいたでしょうか?

あの事故から6年以上も経って、やっと、融け落ちた核燃料が
どういう状態にあるかを垣間見ることができたのです。
最も危険で厄介な放射性物質の塊である燃料デブリについては
どこに、どんな状況で、どのくらい存在するのか
未だに分かっていません。
全容が分からなければ、「廃炉の最大の難関」 と呼ばれる
デブリの取り出しへの道は進めないのです。

第一原発は、今も、重大な危険をはらんだまま存在しています。
この暑さの中も毎日毎日現場で働く東電の社員や
下請けの作業員の人たちに支えられて
辛うじて安全な状況を保てているだけなのです。

6年も経ったので、世の多くの人たちの原発事故の記憶は薄らいでしまいました。
さらには、「完全にコントロールされていて、もう安全になったのだ」 と
思い込むようになってしまっているのではないでしょうか?

一度、壊れてしまった施設です。
例えば、昨今の想定外の異常気象。
原発付近で50年に一度というような大雨が降ったら?
超大型の台風が直撃したら?
その時、安全であるかどうかの保障はありません。
再び震度7クラスの地震が来れば言うまでもありません。
考えるだけでも空恐ろしいことです。

事故を起こした福島第一原発が、未だ、こんな状況にあるのに
各地で原発の再稼働が相次ぎ、現在は5基が稼働しています。

一度事故が起これば、どれほど酷いことになるのか
忘れないでほしいと思います。








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