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2016年12月16日 避難生徒いじめ




このところ、福島から県外に避難している生徒に対する
いじめ問題の報道が続いています。

憤りを感じます。

「菌がうつる」 「避難者だとバラすぞ」 「賠償金もらってるんだろ、金を出せ」
「福島県民はバカだ、奴隷だ」・・・・などと言われ、暴力も受けたとか。

一体、これは何なんですか?
これではまるで、自ら悪事を働き福島から逃げてきた
 “逃亡者” のような扱いではないですか。

福島県で県内外に避難している人は、先月末現在、8万3千人。
みんな、好きで避難しているわけではありません。
東京電力が 「原発事故」 を起こしたおかげで放射性物質が広範囲にまき散らされ
家も仕事も故郷も奪われてしまい、やむなくよその土地で暮らしているのです。

自分の学校、クラスに避難者がいるのなら、教師は、生徒たちに
「いじめはいけない」 「差別はいけない」 などと言う前に
彼らがどうして避難しなければならなくなったのか
そのいきさつを説いて、正しく理解させるのが先ではないでしょうか。

福島県以外では、原発事故があったことも忘れられ
「避難者」 というレッテルだけが独り歩きしているように感じられます。
それも、今のこの国のありように起因しているように思えてなりません。
あれほど重大な事故を起こし、福島の人々に甚大な被害を与えておきながら
誰も責任を追及されず、罪にも問われず、罰も受けないまま、うやむやにしてしまう。
さらには、廃炉にかかる膨大な費用を、知らないうちに国民が負担するような
仕組みにしてしまう。
こういった “けじめの無い国の体質” が
避難者を差別するような風潮を生んでいるように思えます。

避難生徒いじめの報道に接する度に、ふつふつと怒りがわいてきます。




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