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2016年05月03日 「郁子」 ご存知ですか?



「郁子」 女性の名前ではありません。
「むべ」 と読み、アケビ科の植物の一種です。
なぜ “郁子” という字を充てているのかは???ですが・・・

春になると白い可憐な花をつけ、秋には赤紫の実がなります。
関東から西の地域に自生しているそうですが
”花見山”  にも1本植えられています。

この木の葉は、幼木のときは3枚、その後ある程度成長してくると5枚になり
実がなる頃には7枚になるので 「七五三の縁起木」 ともいわれているそうです。


むべ


この 「むべ」 には、ちょっと面白い伝説が残っています。

     近江大津宮が栄えていた頃のこと。
     天智天皇が近江国の蒲生野で狩りをしたとき
     琵琶湖に面した蒲生郡奥島庄という場所に立ち寄りました。
     そこで天皇はとんでもない老夫婦に出会いました。
     彼らは子どもを8人も持ち、とても長生きをしている上に
     病気一つしていないのです。
     驚いた天皇は、なぜこのように健康で長生きできるのかを夫婦に訪ねました。
     すると夫婦は「この地に古くから伝わる果物を、毎年秋に食しているからです」 と言
     アケビを小さくしたような果物を見せました。
     不思議に思った天皇はその果物を口にすると
     一言 「むべなるかな (もっともであるなあ)」 と仰せになり
     朝廷に毎年献上するように命じました。

このとき天皇が口にした 「むべ」 という言葉が、そのままこの果物の名前になったとか。
そして、”不老長寿の実” として奥島地区(現在の滋賀県近江八幡市の一部)から
朝廷への 「むべ」 献上が始まったとされています。

近年、この伝説を元に、 近江八幡市の大島神社・奥津島神社の宮司 の働きかけで
「むべ」 栽培で町おこしが進められ、皇室への献上を再開するまでになっているようです。


私は、食べたことはありませんが・・・・
スイカの種のような、細かい種がたくさん入っていて
食べられるのは種のまわりについているゼリー状の
ごくわずかな部分だけとのこと。
ほんのり甘い味がして美味しいそうです。

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