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2009年11月18日 安寿と厨子王

安寿と厨子王


安寿と厨子王。
森鴎外の小説「山椒大夫」に出てくる主人公の弟妹です。

福島市の中心部に程近い、荒川と阿武隈川の合流点付近に桜の名所として名高い
弁天山公園という小高い山があります。
そこに、この安寿と厨子王が住んでいたといわれる ”椿舘(つばきだて) "跡があります。

安寿と厨子王といえば、父を探す旅の途中、人買いにだまされ、母は佐渡へ、弟妹は京都丹後の
山椒大夫に売り飛ばされ、姉は汐くみ、弟は柴かりとこき使われ・・・・・というお話。

何で福島が関係あるの??  ということで調べてみました。


安寿と厨子王というのは、平安時代の実在の人物で、平将門の子孫であった彼らの祖父が
奥州の津軽郡、岩城郡、信夫郡を治める判官として現在の福島県いわき市に着任してきたそうです。

彼らの父親も岩城判官の跡を継ぎ平和に暮らしていたのですが、義兄に暗殺されてしまいます。
残された家族はいわきの城から追われることになり、母親の故郷の信夫(現在の福島市)に
逃げてきました。
そこで住んだのが弁天山の”椿舘”ということです。

その後、朝廷に家の再興を願い出るために都を目指して旅に出ます。
ここから、弟妹の辛く長い旅路が始まるわけです。


いわき市内には、彼らが住んでいたとされる住吉城跡があるそうです。
また、物語のなかにも出てくる二人を救う家宝の地蔵尊像といわれるものが
いわき市の住吉山通照院に保存されているそうです。


安寿と厨子王の故郷が福島だったとは、全く知りませんでした。
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