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2011年04月20日 学校での放射線量



17日に東電から原発事故収束への工程表が発表されました。

安定的な冷温停止状況にするまで6~9ヶ月かかるというもの。
この通り作業が進むとしても、これからも毎日毎日放射性物質が
多少にかかわらず放出され続ける状況を ”しょうがない” と
認めてしまったような・・・・
何とも複雑な気持ちになります。


昨日は、文部科学省から 『学校での放射線量』 の目安
(校庭や屋外での活動を制限する目安)がやっと発表になりました。
県では一日も早く指針を出してくれるよう求めていました。

1時間当たり 3.8マイクロシーベルト。
安全上問題がないとされる 屋外での放射線量の目安だそうです。
(1年間で20ミリシーベルト以上の放射線を浴びるべきではないという
指標に基づき子どもが1日8時間を屋外で過ごすという前提で計算)

先週、文部科学省が調査を行ったところでは、この目安を上回ったのは
福島市では、保育所・幼稚園と小中学校合わせて10ヶ所。

これらの学校などでは、砂場の利用を控えたり、屋外での活動を
1日1時間以内に抑えたりするように、というお達しです。

さらに、政府の災害対策本部は、学校生活上の留意すべき事項として
以下の5つを挙げています。

①校庭・園庭などの屋外での活動のあとには、手や顔を洗い、うがいをすること。
②土や砂を口に入れないように注意すること。
  特に乳幼児は、保育所や幼稚園において砂場の利用を控えるなど、注意が必要であること。
③土や砂が口に入った場合には、よくうがいをすること。
④登校・登園時、帰宅時には、靴の泥をできるだけ落とすこと。
⑤土ぼこりや砂ぼこりが多いときには窓を閉めること。

加えて、
 「これらの留意事項を守らないと健康が守られないということではなく
  可能な範囲で、子どもたちが受ける放射線量をできるだけ低く抑えるためのものである」
という、いつもながらの中途半端な見解を示しているそうです。



私のように年齢も高くなれば放射線による被曝は大して気にもなりませんが
やはり、乳幼児・子供・若人・妊婦 については、将来の健康被害が心配です。
チェルノブイリでは、事故から5年後に小児甲状腺がんが増え始め
ピークを迎えたのは10年後だったという報道も目にしました。

人類は、広島・長崎も、チェルノブイリも、スリーマイル島も経験しましたが
今回の福島のように、こんなに長期間にわたって放射性物質が
放出され続けている状況は、人類史上、例がないことです。
そして、いつ終わるのかも定かではない。
人類が全く経験したことのない未知の事態です。

この状況が今後、健康や環境にどんな影響を及ぼすことになるのか
ハッキリわかってもいないのですからなおのこと
政府は、最悪の事態も考慮して、乳幼児・子供・若人・妊婦 には
最大限の注意を払ってほしいと思います。
被曝の危険のない地域へ、集団疎開させるくらいの英断を
行ってくれればいいのですが・・・・


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