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2010年05月24日 海外渡航記念塔

記念塔?


散歩道にある神社(荒井の八幡神社)に、レンガで造られた一風変わった 塔 が立っています。

気になって近寄って見ると、説明板があり 『海外渡航記念塔』 であることがわかりました。


明治から大正にかけて、この近辺では、荒川の氾濫や凶作で土地を失った人々の
海外移民が続いたとのことで、この  『海外渡航記念塔』 は、海外移民の浄財で
大正6年に完成したそうです。


     記念塔? 記念塔?

塔 には、建立に寄与した移住者197名の移住先と出身村名、氏名が刻まれています。

その移住先は、ペルー・ブラジル・カナダ・カリフォルニア・ハワイ・フィリピン・南洋の島々まで
かなりの広範囲にわたっています。



現在 ”荒川” は、かなり北方を流れていますが、昔の ”荒川” の本流は
この神社のすぐ近くを流れていたようです。
名前の通り、暴れ川として有名で、度々氾濫をおこしたそうですから
この辺りの被害は甚大だったのでしょう。

明治や大正の時代に、故郷を捨てて見知らぬ海外に移住しなければならなかった人たちの
哀しみや辛さ、不安はいかばかりだったかと思います。

この塔に氏名が刻まれているのはその中でも成功した人たちなのでしょう。
かなりの移住者がいたそうですがその実数はわかっていないとのことです。

今はのどかに見えるこの地区に、このような過酷な歴史があったとは驚きでした。

           八幡神社
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